最近ネット上でよく見かける「Rawkumaベアー」という名前。ちょっと可愛らしい響きですが、実はこれは海賊版サイトと関わりがある可能性がある名前の一つとして注意が必要です。「Rawkuma」や「Mangaraw」「Hitomi.la」「Rakuma」など、表面上は便利そうに見えるこれらのサイト――実はとても危険な存在だということをご存じですか?
無料で読める…でもその代償は?
こういった海賊版サイトは、一見すると「無料で漫画が読める」「登録不要」「広告だけで読める」といった魅力的なポイントをアピールしてきます。しかしその裏には、ウイルス感染・個人情報の流出・マルウェアの仕込みといった、非常に大きなリスクが潜んでいます。中には、スマホが異常に熱を持ったり、勝手に変なアプリがインストールされるような事例も報告されています。
法律的にもアウトです
日本国内でも、2021年の著作権法改正により、海賊版コンテンツのダウンロードや閲覧自体も違法行為とされました。つまり、「読むだけならセーフ」と思っていたとしても、それはすでにアウトな行動になってしまう可能性があるということ。自分が気付かないうちに犯罪行為に加担してしまっているかもしれないのです。 Rawkuma
公式サービスを利用しよう!
安心・安全に漫画や同人作品を楽しみたいなら、やっぱり公式の電子書籍サービスや販売サイトを利用するのがベストです。BookWalker、DMMブックス、DLsite、FANZAなど、公式で運営されているサイトは、コンテンツの品質も高く、作家や出版社にもしっかり還元される仕組みになっています。応援したい作家の作品は、正しい方法で楽しみたいですね。
Rawkumaベアーに惑わされないで!
「Rawkumaベアー」などの可愛い名前に油断してはいけません。それが実際にどのサイトを指すかに関わらず、"無料で読めるけど何か怪しい"と感じたら、その直感はたいてい正解です。知らないうちに端末が危険にさらされたり、大切な情報が抜かれたりする前に、正規の方法で安全にコンテンツを楽しむ習慣を身につけましょう。